今回のアプリケーションでは、複雑なアルゴリズムは全く使っていません。
どちらかといえば、ソースファイルが複数あるために構成の方が複雑となっています。
今回は、プログラムの構成について解説します。
3層アーキテクチャ構造とは、アプリケーションを機能別に3つの層に分け、独立したプログラムとして開発するための構造のことです。
こうすることで、層ごとに開発がしやすいだけでなく、変更や修正をしたい場合に、全てを変更せずとも各層だけで変更をすればよいので、保守もしやすいという利点があります。
3層アーキテクチャ構造での3層については、以下の通り。
今回のアプリケーションのプログラム構成図を以下に示します。
javaのクラスと3層アーキテクチャ構造を対応させています。
これらに加えて、層の間にTimeDTOやTimeDataというのがありますね。
これは、「Data Transfer Object」というもので、各層間でデータをやり取りしたい時に使います。
このクラス内のフィールド(変数)にデータを入れてやり取りを行うのですが、直接データを書き換えられないようになっています。
setter(データのセット)とgetter(データの取得)というメソッドを用いることで、データの変更や取得を行います。
TimeValidatorは、バリデーションといって、入力値が適切なものか検証を行うものです。
そして、これらを呼び出すメインメソッドを持つのが、TimeMainであり、これを実行することでアプリを起動できます。
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